やまでらの おしょうさんが びょうきに なりましたので、かわりに こぞうさんが だんかへ おきょうを よみに いきました。
おきょうを わすれないように、こぞうさんは みちみち よんで いきました。
すると なたねばたけの なかに うさぎが いて、
「こぼうず あおぼうず。
と よびました。
「あそんで おいきよ。
そこで、こぞうさんは うさぎと あそびました。しばらく すると、
「やっ しまった。おきょうを わすれちゃった。
と こぞうさんが さけびました。
すると うさぎは、
「そんなら おきょうの かわりに、
むこうの ほそみち
ぼたんが さいた
と おうたいよ。
と おしえました。
こぞうさんは だんかへ いきました。そして、うさぎの おしえて くれたように、ほとけさまの まえで、
むこうの ほそみち